シュンの日記なページ

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福田引退試合前日

 福田引退試合を見に埼スタにゆくどころではない状況なので、逆にどこかそわそわしている。そんな今日は駒場で選抜チームが練習をしており、これがサポーターに公開されているというニュース。それがそわそわの原因かもしれない。ホルガー・オジェック監督、フリント・コーチ、ギド・ブッフバルトウーベ・バインというドイツの名だたる連中でレッズがリーグ3位まで辿り着いた1995年は、ぼくはレッズというシェーカーに入れられてめちゃくちゃにスクランブルされた思い切りビターなマティニのような気分だったのだ。
 今でもぼくの部屋の壁には特大のウーベ・バインの写真が貼ってある。もちろんレッズのユニフォームを着たウーベだ。左足のマジシャン。あれほどの左足をぼくは観たことがない。今、小野伸二の柔らかいパスがよく取り上げられるけれど、そのタッチはウーベに最も似ている。レッズ最高のパサーであり10番であった選手。
 そして当時Jリーグ屈指のディフェンス陣と言われ最少失点で過ごしたシーズンを支えた、3バック。リベロのギドに、ストッパーの蘇った田口と元フランス代表バジール・ボリの強烈なストッパーたち。身震いが出るほどいい試合を支えたのが、当時彗星のように出現した福永だったのだが、彼は仙台の合宿参加で今回の試合は取りやめになったらしい。
 岡野が、堀が、杉山が、岩瀬が結集する。もう、泣けるよ、十年以上レッズサポを続けている身には。
 その引退試合のチケットをオークションで裁き、今朝は日通航空でエア便で購入者に送る。
 午後には駒場で練習を見ている札幌からのレッズ・サポSさんから感激に満ちた携帯メールが入る。
 明日は、福田の引退試合。絶対に泣き虫ではないぼくから何度も涙を流させてくれた張本人である、レッズのソウル、福田正博引退試合なのだ。見ることができない。ウーベも、福田も。あの時代の思い出も。明日は一日ぼくは苦しむだろう。