シュンの日記なページ

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息子と

 息子は四年生になり、始業式を終えて早めに帰ってきた。
 今日はハムスターのクン太の亡骸を地中に埋めた。家の裏手の雪が半ば解けて、土をシャベルで掘ってゆくと、ミミズがどんどん出てくる。「春だなあ」と息子。ミミズをよけてクン太を寝かせる。猫は死ぬと怖い顔をするけれど、ハムスターは死んでもなぜこんなにかわいいんだよお、と叫びたくなるのをこらえつつ、息子と二人での埋葬を終える。
 午後は、息子に留守番をさせる。何があるかわからないので留守宅には友達を上げないようにきつく言い渡しておいたのだが、帰宅してみると二人の友達が家に上がってテレビゲーム。きゃつらは毎度メモリカードを持って、我が家にテレビゲームをやりに来るのだ。息子は眼が悪くなる一方なので視力トレーニングを受けているし、テレビゲームは三十分以内にと決めているのに、友達とのつきあいがそれを台なしにしてしまう。ぼくは息子を久しぶりに本気で叱り、息子もそれなりにこたえたようではあった。
 友達に家にあがらないように断ろうとしたがどうも押し切られたようで、はっきりものを言えないとそうした性格も少し問題なのである。悪いことは悪いと目をつぶらずに言える大人になって欲しいのだが、今や子どもの世界でも遠慮とか共存とかいった意識は強いのかもしれない。もっと日々喧嘩をしてほしいと、自分の子供時代を思い出せば、しみじみそう思う。
 息子が浦和のおばあちゃんからプレゼントされたらしい玩具が、今日荷物便で届いた。ピンボール。と言っても対戦型ピンボールゲームであって、沢山のボールが上からどんどん落ちてくるのを弾き返して相手のポケットにより多く入れた方が勝ちというもの。なかなか楽しくてつい夢中になる。四人までなら親子で遊べるのだが、ちとシンプル過ぎるせいかすぐに飽きてしまいそうだ。その前に指に力が入って豆ができそうになり痛いこと痛いこと。浦和のおばあちゃんも本当のピンボールマシンを買ってくれたらよかったのに。