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エジムンドがレッズを退団する

 某MDP編集長より緊急メールが届いた。エジムンドは、残念ながら浦和レッズを退団するそうである。つい先日からその話題で各スポーツ紙が騒いでいたが、まさかと思っていた。怪我が治るのを待っているつもりでいたのに、当の本人はいまはもうブラジルに帰ってしまっているのかもしれないという話だ。今年のレッズはエメルソンの練習不参加に始まり、ブラジル人に泣かされている。当然契約違反ということで支払った決して少なくないはずの金は戻ってくるとは思うけれど、こういうものは金の問題ではない。Jリーグの公式リーグにはレッズの選手として結局ピッチに立つことが一度もないままに帰国する選手、というのは、呆れるのを通り越して法廷闘争に持ち込んでサポーターとして慰謝料を請求したくなってくる。
 だが、どうしてそういうことがおこるのだろうか。なかなか合流してくれなかったエメルソンといい、今回のエジムンドといい、何かレッズのフロント、オフトを中心とする現場首脳陣に問題があるのじゃないだろうか。ブラジル人だけでスタッフも選手も作っている鹿島アントラーズにこんなことが起こったか? 柏レイソルも今年契約を無視して来日してこなかったエジウソンに対し一方的に三行り半を突きつけた。どちらのチームも成績が芳しいとは言えないでいる。一方常勝チームである鹿島や磐田にこういうことがあったのか。
 開幕前後にこんなかたちでシーズンをむかえなければならないサポータに報いるにはなんらかのタイトル以外ないのだが、こういう気分でのスタートダッシュなど覚束ない気がする。こうなったら昨年無配ジュビロの連敗記録をみごとに止めたときのように、レッズはこうなれば日本人選手だけでやってくれればいいと思う。前節のレッズもエメルソンが負傷交代し純日本人イレブンになった途端にボールが回り始め、試合が楽しくなってきた。
 この際、助っ人に頼らない体質を作ってゆくということのほうが、チームにとっては大切なことなのではないだろうか。助っ人がいやでも入ってきたがるような魅力的なサッカーを目指したチームづくりをぜひとも選択してほしいものだ。
 ちなみにコンサドーレ札幌時代からぼくが特別に目をつけていた山瀬だが、今週末サテライトで負傷からのカムバック出場を果たすらしい。実のところ、これからのレッズにぼくが強く期待していることは、彼の時代が十年続いてくれることなのである。反論はあろうが、ぼくとしては山瀬に9番を継いでいただきたかった。永井が悪いというのではないけれども、「ミスター」を受け継ぐキャプテンシーのようなもの、勝負強さは、輝きのような何ものか。それらに関して、山瀬という選手は、他に先んじているようにぼくは思うのだ。