アイスピッケル
札幌での仕事を午前で終え、帰宅してからの午後は、氷との格闘となった。
昨夜、帰宅するとき、バス停から我が家までは一本のわだちも一本の足跡もなく、深雪だったので、夜中に車が出せる程度までは雪かきをしたのだが、雪かきの下には青氷だけが残っていた。
二日前までの温暖な日々が一旦雪を解かし、一昨日は雨、それが昨日の冬型気圧配置への戻りによって、一気に凍りついたのである。
午後はその氷砕きと思い、息を荒げながらつるはしを振り上げていたのだが、近所の救世主Mさんが現れ、秘密兵器を持ち出してくれたのである。
釧路産のアイスピッケルという道具なのだが、S字状のロッドの先に鋭いスタイレットを有するこの新兵器がとても活躍したので、写真の通り、カーポートまわりの状況が好転。これでは足りないので、アイスピッケルなる秘密兵器はこのままお貸し頂き、明日からの氷砕きへの情熱を誓うのだった。
ちなみに日が沈むまでこの作業に専念したぼくは体中、がたがたである。お手伝い頂いた武器提供者のMさんに関しては、尊敬するしかない。