今日は、高校同級生の送別会に来られなかったCさんと別の形てお会いした。彼女は送別会前日、父親の最期を看取っていて、急遽欠席となったのだ。今日は、その亡きお父上のお通夜にぼくは出かけた。
引っ越し前夜になって、お通夜の席で何とか会えたのだが、ぼろぼろに涙ぐんだ友達を見て困った。
この人の涙なんか見たのは初めてだったし。
一緒になった同級生は他に一人だけだった。彼女も最後にエレベーター越しにぼくに手を差し出す。ぎゅっと握手して別れた。
様々な別れがあって涙が出そうだ。
そのせいか帰りの夕焼けがやけに綺麗だった。
新都心の夕焼けとも、もうお別れなのだ。