札幌のカレー
12:00。
札幌は麻生の一気堂で数年ぶりの整体を終えると、車は一旦札幌の中心部へ。すすきの交差点近くのカレーの店「エス」へ。この店は最初は麻生にあって、その頃近所だったこともあり、よく入っていてポイントカードなども集めていたのだ。
パキスタンとスリランカへそれぞれ修行に行った二人の料理人が和風の味を加えて開発したと札幌のFM局で紹介していたのを聴いたのが最初。ぼくはパキスタン・カレー(ルー・カレー)の辛さはマグナム44を食べていた(辛さは火器の口径で表されるシステム)。
現在は、札幌の中心部へ移動し、その頃とは違って口径もキャノン砲などはなくなってしまったみたいなのだが、やっぱりいつになっても美味しい。そういえばカレーもスープとルーという名前になってスリランカやパキスタンという名称は消えていた。
麻生当時ファンとしてはちと淋しい。キャノン砲と言ったら店のお姉さんも知らなかったみたいで、やはり寂しい。
札幌が一大スープカリー・ブームに包み込まれる前からやっていた店の一つなのでこれからも長いこと続けて欲しいし、できれば過去の遊び心も復活させて欲しい。
そんな願いをこめて、かつて住んだ札幌の街を1.5年ぶりに訪れたぼくは、ふたたびこの街を背にして、ステアリングを北へと切るのであった。