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香港ニュー・イヤー・イブ


 香港は尖沙咀へ到着。ハイアットへチェックイン後、近所を散策する。
 どこもかしこも明日、ニューイヤーを迎えるというので、準備にいそしみ、人がわらわら集まってきているみたい。


 まずは自分のホテルとその周辺の位置関係の大枠を知りたい、と周辺を歩き回る。妻も、同行の友人たちも香港は何度目かになるのだが、ぼくには初めての場所だ。街路を歩き回り、とにかく方角や土地鑑を鍛えてゆくことから、ぼくの旅行はいつも始まる。
 猥雑な路地やブランド店の並ぶ小奇麗な表通りへ。ペニンシュラシェラトンの位置も確認しつつ、いつも海がどちらにあるかを重視して頭に叩き込む。


 初日の夜はスターフェリーとビクトリアピークからの夜景は抑えておきたいので、夕食付きのオプショナル・ツアーを申し込んだ。夕食には黃埔美食坊という複数の店が入ったビルで。
 一時間弱しか時間を避けないため、十分にくつろいで呑んだりはできない。
 とりあえず四川の店に入って麻婆豆腐と粥を楽しんだ。
 旧正月の影響でメニューは削られたり閉店中の店も多く(一番立派そうな店<詠黎園=ブログもこの店の扱いが多いみたい>も休んでいた)、期待していた火鍋にもありつけそうもないのが残念。


 とりあえず腹をいっぱいにしてから、スターフェリーで香港側に渡る。
 湾からの夜景を楽しむ。
 妻が、愛読書である沢木耕太郎の『深夜特急』の話をしきりにする。沢木は香港が気に入り、長期滞在をするが、中でもスターフェリーは移動の主たる手段にするくらいお気に入りだったそうである。

 ツアーはスタフェリーに続いて、香港側ベイサイドから、シンフォニー・オブ・ライツの鑑賞へと移る。30分ほど待ち時間があり、その間近所のサークルKをうろつき、中華料理パックの豊富さに驚き、強く惹かれる。
 シンフォニー・オブ・ライツは、様々なビルが光のアートに協力して作られた観光のための海上イルミネーションショーであるが、本来九龍側からの眺めがいいとの話。そういう話がなければ十分にいいとは思うのだけれど。

 バスでビクトリアピークへ。トラムに乗るための行列が凄まじいが、ツアーには含まれていない。この行列がはけるのは真夜中になってしまうのじゃなかろうか。
 携帯カメラなので十分な画像は確保できなかったけれど、実際には煌びやかな夜景にはため息が出る。二月の寒さも山上であるゆえに強く感じられる。
 とりあえずここに来ることができてよかった。

 ホテルに帰って、ニューイヤーイブで盛り上がる香港の夜を楽しみに、少しばかり歩き回る。
 お気に入りの街角がこちら。
 「華記小食(WAH KEE SNACKS)」の看板の下、妙に活気づいた一角があり、真夜中近くでも、多くの人がここで買い食いをしている。猥雑な雰囲気がなんとも味があっていい。
 串焼きを二本(カシラ&ウインナソーセージのベーコン巻)テイクアウトしてホテルでビールのつまみにして食べた。辛いチリだれがとても美味しかった。