シュンの日記なページ

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カサ・デ・アミチ

 コンドミニアムに車を置いてから外食に出かける。徒歩で、先ほどのモールは今の履き物ではちと厳しいので、一番近所にあるレストランに飛び込む。結果的には、今回の旅ではここが一番いいレストランだったかな? という「当たり」の店だった。

 妻はマヒマヒを、ぼくはラム・チョップを注文したのだが、どちらも充実したサラダの上にメインが乗っている形のワン・プレート。野菜の量、新鮮さ、ともに引けを取らない。生のマッシュルームが混じっているのには驚かされた。とにかく美味しい。
 サウスショアの波音を、開け放たれた窓の向こうに聞きながら、海風に吹かれ、傾けるギネス・ドラフトは、実に美味かった。
 もっとずっとカウアイにいたいね。妻が呟き、ぼくは大きく肯く。こんなに贅沢な時間と場所がここにある。そう思うと、永遠ということを知らず祈っている自分の心にはっとしたりして、思わず妻の方を振り返っていたりするのだ。
 元気なショートパンツのウェイトレスが、外人特有の長い脚を晒して、抜け目なくドリンクのお代わりを聴きに来る。もうけっこうですと答える。
 "Everything is alright?"ウェイトレスの笑みが広がる。
 "Yes, Everything is alright!"ぼくと妻とが微笑み、二人同時に、そう応える。