札幌の街を楽しむ
札幌の中心部を動き回った。
大通公園で一眼レフを試してから、しばし放浪。
昔、夜になると繰り出していたすすきのや狸小路の行きつけの店が随分姿を消してしまっている。それでも西の外れの方に歩くとアジアンで昭和な気配が待っていたりする。少し歩けば世界が変わる、こういう札幌が好きだ。
体が冷えたのでオーロラタウンに潜り込んで、喫茶店でエルロイを読む。
その後、ウタリに向かったら営業していなかったので(考えてみれば市場が昨日で終わっているんだから即日仕入を標榜する店が開いているわけがない)、焼鳥屋の房図へ。
カウンターの向こうには婆ちゃんの姿がなかったが、出勤前の水商売の女性が幼子を連れて気安く立ち寄れる雰囲気はかつてのままだった。
熱燗で体を温めてから、忘年会場へ。
十勝から来た数年ぶり再会のそのあちゃんが自立しした女性の魅力を湛え、食牛牧場でのリアルな日々を送っている様子がずしりと来た。
その後真夜中過ぎのカラオケを経て、未明の蕎麦屋で締め、帰宅は4時近くになった。
充実の年末である。