痛いくらいの望郷
ついにベルのたれが切れたので、空知農協のたれでジンギスカンをやる。
正月に船で帰って以来、札幌ともお別れなので、毎日うなされそうに苦しいのだが、ベルのたれが切れたことで、その痛みに似た望郷感覚がさらに増幅されてしまった。
この夏は、北海道に帰ってもいいのだが、せっかくの機会なのでハワイを選んだのだった。
仕方なく、ジンギスカンを食べ終えた後、ハワイのオプショナル・ツアーを選び始めたのだが、考えているうちにハワイも楽しみになってきた。ダイヤモンドヘッド早朝ハイキング、乗馬、ディナークルーズなどを選んで、ツアーデスクにFAXを送信した。
マウイ島、カウアイ島などのツアーも魅力的なのだが、次の機会に取っておこう。
そんなふうに、ごまかしても、北海道への望郷の念は全然まったくもって消えることはないということだけを思い知った気がする夜だった。