シュンの日記なページ

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うっかりだらけの朝

 本日、朝起きて、トイレにて気づく。あ、今日、健診だった、と。検便の容器があったぞ、とあわや流しそうだった便器をそのままにして、慌ただしく収納に走る。今朝20分の寝坊をしなかったら危うく朝食のトーストを焼いてチーズを乗せ、コーヒーと一緒に胃に放り込んでいたと思う。珍しい寝坊がつきを呼んだんじゃないだrぽうか。それにしても昨夜はジンギスカンをやったよな、確か夜22時頃まで飲み食いしていた……胃の中は空っぽになっていないんじゃないだろうか、などなどの心配を抱えながら会社へ。
 さて鞄を開くと、先ほど用意した健診用封筒もその中の検便容器も何もかも家に忘れてきてしまっているではないか。上司に断り、片道10分の自宅に取りに戻る。何をやっているんだろうか、俺。
 ちなみに視力は両方とも裸眼で1.5であった。眼ばかり無駄によいと家族に言われたのは何年前のことだろうか。うーむ。
 眼底写真を撮ると丸い光が残る。血管に刺さる真空採血管の針を見つめる。採決管を換えるとき、看護師は血液の凝固を防止するためにヘパリンと血液とをよく混ぜるために換えた採血管を手首のスナップをきかせてよく振る。
 腹部エコーを受けるときには、「赤ちゃんができていたらどうしよう」、と隣の人に冗談を言う。並んでいた知らない人たち含め全員に受ける。
 胃のレントゲンではバリウムの飲み方がとても上手だね、口が全然汚れていないよ、と片手に持ったティッシュの行き場を失った放射線技師助手のおばさんが苦笑する。外に出ると、雨がすっかり上がって雲が流れ去り、青空と日差しが浦和の街を包んでいた。
 こういう朝の過ごし方も悪くはないかなと思った。