シュンの日記なページ

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サポぢから

 サポの力は試合に出る選手たちを鼓舞することは知っていたとしても、実際に今日の仙台戦のように一体感のあるアウェイというところを浦和はあまり経験することがないので(ホームならいくらでも経験しているけれど)、さすがに負けてるな、とは試合前から感じ取った。
 サポの映像が違う。試合に賭ける仙台サポの目線に対し、浦和側は思い切り大欠伸を出すサポの姿が、あろうことがレッズ側のTV映像で最初に映ってしまった(局側がわざと抜いたのか?)。もちろんレッズサポの大半は試合開始直前に欠伸なんかしないと思う(試合内容で途中から欠伸が出ることは往々にしてあったにしても)。
 所詮、どんなきれいごとを言おうとも多くの遠征試合の一つでしかない浦和サポにとっての今日と、多くの犠牲となった命と未来への祈りを持ったサポの眼差しが注がれるユアスタの現在とでは、意味が違ったのだろうか。
 ぼくは行ってないのでその辺の機微はわからないのだが、そのことをスポーツニュースばかりではなくメディアに大々的に捉えられ、仙台の選手がサポの後押しを受けて今日、レッズに初勝利したと告げられるのは、もう大方間違いのないところである。やはり残念だった、としか言いようがない。
 宇賀神のクリアしようとしたボールが微妙な回転を見せて、タッチラインを割らなかったことから仙台は大きなチャンスを得て浦和から今日唯一のゴールを奪った。あのボールには間違いなくサポの念が乗り移っていたに違いない。
 こんな日に仙台と当たらねばならなかったレッズはさらに不運だったかなと思わざるを得ない。