帰路
朝、7:30秋田港入港。
夕方、15:30新潟着港。非常に込んでいたためか16:00頃の下船となる。
北陸道では降雪。帰宅まで4、5時間を見なきゃいけないので途中のSAで蕎麦を食べ、土産物コーナーで栃尾の油揚げを衝動買いした。
長岡で天気は悪化のピークを迎えるが、湯沢に向うにつれ、穏やかに。但し、トンネルでは事故があり、一部渋滞。それ以外は、ほぼ渋滞なしで帰ることができた。
21:00前に到着したため、スーパーの買い物に間に合った。
披露困憊の体を風呂で休める。夜中に本を読む癖は抜け切れない。
馳星周『エウスカディ』読了。
バスクを舞台にETAを描いた大河小説である。馳星周も船戸与一のようになってきた。主人公の追い詰められようは、馳星周節でやっぱり無理矢理なところがあるのと、偶然を多用した運命ものになってしまうところがあり、そのあたりが面白いのだけれど、練度という意味では、今ひとつ物足りないかな。でも語り口、ストーリーテリングに関しては、船戸なみになってしまった。大家の貫禄がついてきた感じだ。普通の人が書けるようになったときが、本当の大家といえるのかもしれないけれど。