2010-12-03 原色のコントラスト 天気が良いと、空を見上げる。空を限るのは木々であったり、屋根であったりする。 札幌で見上げる空は、ナナカマドの赤い実と、原色のコントラストを際立たせていたものだが、さいたまにもコントラストがないかと求めて、ぼくの眼はつい上方に彷徨う。木々も青空も、心がそこに憩う場所である。 人間よりもずっと長生きしてそこにあり続けるものたちには、決して敵わない。