シュンの日記なページ

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小樽から青海へ

crimewave2010-11-30

 全然チケットが取れなくなってしまったSuperflyだが、今回は通常ツアーではない、セッションバンドでの、しかも平日のゼップトーキョーでのライブとあって、取りやすかった。
 仕事を終えて家に帰り、ジーンズに着替え、一ヶ月ぶり以上のパジェロのエンジンに火を入れて、毛色も良くわからぬまま新都心から高速に乗り入れた。
 Superflyの楽曲を詰めたアイポッドをカーオーディオに繋いで鳴らす。
 手には、サンドイッチと肉まんと缶コーヒー。愛車はマニュアル・ミッションなので、なかなかに食べづらいけど。
 葛西ジャンクション湾岸経路で羽田線に入れば何とかなるだろうと、ずっとずっと過去の記憶を辿って夜の東京ベイへすっ飛ばす。記憶は確かだったけど、有明で降りるつもりが間違えて豊洲に行ってしまい、しかし何となくうろ覚えながら台場まで辿り着く。ここで携帯からナビタイムにアクセス。GPSとマップを呼び出して、道路を繋げ、何とか青海埠頭のゼップに辿り着く。
 すすきのの外れにあるゼップ・サッポロ以来のゼップめぐり(スティーブ・ルカサーやエドガー・ウィンター、ライ・カールトンなどギタリストばかりを見ていた)。
 ワンドリンクをもらい受け、満員のロフトに入り込むと、スカパラのライブが佳境に入る20時前だった。
 Superflyはなんと小樽以来。海岸ぺりばかりで見ることになっちまう。小樽でも観覧車と海を背景に坂道を登ったっけ。
 その小樽に較べるとSuperflyはずっとずっとファンが増えてしまい、ロックなどあまり知らないであろう若いドラマ・ファンのような観客にももてはやされ、彼女のコアな部分はちと目立たなくなってしまった印象があって、ぼくは少しばかり悔しがっていたのだが、今回は洋楽のロックをメインにかっ飛ばす布陣で挑んでくれた。
 観客のほとんどがほとんどの曲を知らないんではないかと思えるほど、若い聴衆には面食らう曲目だったと思う。けけけ。
 ときどき彼女の持ち歌が挟まるとそのときだけ異様な盛り上がりを見せた。ダンス天国とかビート・イットとかホワイト・ルームとか、そういうときは、前の方だけが盛り上がっている感じだったが、やっぱり全体には面食らっているだろうなあと思いつつ、おっちゃんは独り静かにその時代時代のカットに思いをめぐらせては独り盛り上がっているのだった。これがSuperflyの味わい方その一なのである。
 帰りは同じく隅田川沿いに北上し、川口中央で高速に見切りをつけて第二産業を帰路にしたのだが一時間ほどで家に着いた。23時。
 少しビールを呑んで微熱を冷ましてから眠った。少しコーフンし過ぎたのだよ。 

 [曲データ]

Superfly & The Lemon Bats

  1. motorey clue "Dr.Feelgood"
  2. Michael Jackson "Beet It!"
  3. Superfly "誕生"
  4. Heart "Barracuda"
  5. Cream "White Room"
  6. Superfly "マニフェスト"
  7. The Beatles "I saw her standing there"
  8. Wilson Pickket "Land Of 1000 Dances(ダンス天国)"
  9. Superfly "Free Planet"
  10. Superfly "Alright!"
  11. Superfly "Rock And Roll Hoochie Koo"
  12. The Rolling Stones "Bitch"
  13. Ray Charles "Born to Lose"