シュンの日記なページ

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今はとても遠い東京

 入社して10日目の研修を受けに荒川を南に越えて、今月初めての上京(?)。生まれたのは駒込病院だから、一応本籍は永いこと北区西ヶ原にあった。古川庭園で遊ぶ幼少時のモノクロ写真が未だに残っている。でも今となってはとても遠い東京。
 東京に電車でゆきながら、一年半の電車通いを思い出していた。少なくとも電車通勤の地獄からは逃れられた。そう言えば、あまり電車で通勤したことがないのだ、ぼくは。大学を出てすぐに営業車を与えられ、そいつで通勤していた。行きの車内は、渋滞を見越して、読書、髭剃り、着替え、朝食に費やしたから合理的であった。本は片道50ページは読めた。
 若い頃は酒に誘われてばかりいたので、会社に泊まることも多かった。会社の机の引き出しにはシャンプーと歯磨きセットが常備されていた。応接室のソファーで寝るか、災害時用のベッドや毛布(商品である)もあったので冬でも不自由しなかった。
 北海道に移ってからはさらに電車とは縁がなくなる。わが人生は車が足なのだ。今、また車の生活に戻った。だから電車での上京は未だに慣れ切れずにいる。
 夜、ひさびさに飲んで帰れるぞ、とうきうきして、いつものコースを辿って夜中の帰還となる。しかしそれにしても、少しショックなことがあった。隠れ家としてコースのトリをとっていた店<漁>の肝である大将が異業種に転職することになったのだ。まだ若いからそういうことも考えるときが来るとは思っていたけど、残念な展開である。
 というわけでスパイ一号さんに業務連絡です。早く行かないとなくなっちゃうけど、いつ行きますか?