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自動的に甦る記憶

 そうか。太平洋戦争で、ガダルカナルを闘った米兵たちは、オーストラリアに休息に出かけ、メルボルンで酒を呑んだり、彼女を作ったりしていたのか。
 『ザ・パシフィック 3章 メルボルン』の話。日本兵は、そうした寄港地もなくジャングルで延々とどまり続け、挙句の果てには、横井さんや小野田さんみたいに戦後何十年もそのままサバイバル生活にまで突入していたのか。
 メルボルンでヤンキー万歳と歓迎されたアメリカ兵たちは束の間の恋人と出会い、別れてゆく。

 昔、『ヤンクス』という映画があって、これが舞台はイギリスなのだけれど、内容は似ていた。アメリカ兵と束の間の恋に落ちて行くイギリス女性たちの物語なのだ。リチャード・ギアやバネッサ・レッドグレープが主演だったかな。地味な映画なのに、こうした地点で立ち止まると記憶は自動的に甦るようになっているらしい。

 爪が伸びているのだけれど、爪きりが行方不明だ。

 伸ばしたい気がする
 どこまでも長く〜

 というのは冗談で、井上揚水の「退屈」という曲の歌詞を、自動的に記憶から甦らせただけの話。