シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

漁火に囲まれて

crimewave2010-07-14

 一睡もできずに夜明けを迎えてしまった。出発して間もなく、いつも使っている伊奈のGSでガスを満タンにし、桶川の郵便局のポストに郵便物を投函し、そしてまだ開通して間もない北本ICより高速に乗る。
 さすがに平日の明け方なので空いていて、高速は快適に走行。
 新潟でいつも迷うのだが、今回も道を間違え磐越道に入り込んでしまい、一個先のICより新潟に戻る格好になったが、新潟市内をバイパスして西港に向う道路があり、これを朝の通勤ラッシュに巻き込まれながら、のんびりと辿る。
 フェリー乗り場直近のコンビニに立ち寄り、カップヌードルやビールのつまみを仕入れる。もちろんビールとお茶も買い込んでクーラーボックスに放り込む。
 とにかく船に乗り込み、がらがらのS寝台で熟睡モードとなった。昼に少し起き出したが、午後にまた眠り、夕食間際まで寝ていた。いくらでも眠れる。
 夜中に漁火の間を通り抜ける。左に奥尻からの船が、右には江差、瀬棚方面からの船が出ていて、フェリーを取り巻く。幻想的な暗闇の中に煌々と点る漁火がたまらなく好きである。
 あれは、陸? とおばちゃん&おばあちゃんの二人連れが囁きながら窓辺にやってきた。あれは陸じゃなくて漁火であること、烏賊を釣って朝には食卓に上がるものもあるのだということ、などなどを説明するというおせっかいな行動に出てしまったが、とても喜んで聞いてもらえたから、さして悪いことではなかったのだろう。
 ビールとワインとで酔ってきたので、散々眠ったのに、また眠りに就くため、寝台船室に戻ることにした。