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真夜中のフィンケ

 このワールドカップのオッズは跳ね上がっているかも。
 誰がスペイン×オランダを予想しただろうか。スペインはユーロで初優勝してその組織スキルの高さを見せてくれたし、その頃から日本のサッカー解説者は、背の高くない軍団が世界に勝つにはいいヒントだと日本代表チームを鼓舞するようなコメントを寄せていたけれども、やはりスペインのパス回数と成功率は驚異であり、この技術を獲得している国はスペインしかないという奇跡的な現実と、そこに天才パサーであるシャビがいるという神の偶然があることを思えば、日本にとってヒントにはなっても理想との距離はけっこう遠大なような気もしないではない。
 ちなみにシャビだけど、今回のNHKなどはチャビと発音しているのかな、2年前のユーロではシャビだったけど。いずれにせよ、不調でスタートしながらも、あの時のパフォーマンスにだんだん近くなってきているのがスペインですね。
 そんなパスサッカーを指をくわえて物欲しげに見ているのが浦和レッズ監督フィンケだったのである。もちろん逃げに回ってしくじったドイツ代表への怒りもあるだろう。今回の試合は売り出し中のミュラーの不在が大きかったような気がする。若かりし頃には、観客にF*UK・YOUポーズを取ったために問題とされ、大会最中に帰国させられてしまったシュバインシュタイガーも、今回は素晴らしい闘いの人であった。今日の試合のMIPと言ってもいいくらいに。クローゼと合わせて二人しか闘っていなかったドイツ。残念だった。三位決定戦へのモチベーションをどう育ててゆくのか見ものである。
 それにしてもフィンケオーストリアから帰って三日後の夜前橋でPSM、その翌日の深夜にスカパーに出演して母国の惨敗を見てイビチャ・オシムの不機嫌な顔をモニターで見なきゃならない、なんて、ひどく過密スケジュールな気がするけれど、わがレッズは大丈夫なのでしょうか?