埼スタの沈黙

　ちと宿酔い。でも頑張って起きて朝食昼食をしっかり食べ、埼スタに出かける。

　菜の花が真っ盛りの見沼。桜はだいぶ花が落ちてしまったけれど、まだすっかり消えたわけじゃない。代わりに桜草が咲いている。

　
　

　試合自体は、快勝した前節ヒーローインタビューで山岸がいみじくも言った通り、こういう試合の次の試合が難しいのであって、そこをジュビロにまんまと守り抜かれ、一点差で負けてしまった。まるで鹿島とやっているような試合の流れだった。ボールは持たせてもらえるんだけれど完璧に守られ、一瞬のゆるみで負ける。相手が優勝候補の鹿島であっても、最下位争いをしている磐田であっても、同じことをやられると負けるのだ。
　そう言えば柏木も、大勝の試合ではなく、一点差をものにできるようになって初めて実力といえる、というような慎重なことを言っていたっけ（byレッズプレス）。レッズまだまだ道のりは長いか。

　帰りには悔しくて言葉もなく、夕焼けを眺めて心を静めた。月が徐々に光量を増してきた気がする。