声の出ない日曜日に
風邪気味なのに昨日はつい応援のエールを送ってしまい、そのせいでもともと調子が悪かった喉が激しく痛んだ。
それでも独りきりの日曜日だ。黙々と起きだして朝食を用意し、本を読んだり、掃除をしたり。夕方買い物に出て、レジで声を出そうとしたら、何と全然出ないではないか。
独り暮らしなので、夕方まで一言も発声していなかったので、自分の声がここまで涸れているということに全然気づかなかったのだ。
声が涸れていることも驚きだが、そこまで声を出さずにいた自分の日曜日の孤独の方がよほどショックだったことは言うまでもない。