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『アバター』リベンジ

crimewave2010-03-28

 もう一度、息子と菖蒲モラージュへ出かけた。やはり『アバター』は見る価値あるよとの妻の言葉。さらに日本に5ヶ所しかないIMAXということで(うち1箇所は札幌なのだけど)、もう一度リベンジで出かけたのだ。
 昨日の反省を踏まえて、朝は30分早く出発。道路は昨日と替えてみた。案の定、昨日よりは1時間近く早着きとなり、ゲームセンターで少しキットカットを落としてゲットしてから、劇場に入る。もちろん入口で3D眼鏡を渡される。
 予告篇は『アリス・イン・ワンダーランド』だが、昨日見た2Dと異なり、3D眼鏡越しに見るそれはやっぱり最初は驚愕だった。
 その驚愕のまま休息に映画は『アバター』となり、最初から無重力状態でのスリープシーンでは、酔いそうになる。しかし慣れるに従って、どうってことはなくなってゆく。とにかく不思議体験である。空中シーンの多いこともあり、高度感、速度感に振り回される五感への刺激が激しい。おまけに音響も凄まじく、肚に沁みるような重低音と、遠慮会釈のない爆音がアクションシーンを徹底した破壊力で演出する。
 物語は、聞いていた通り、古いアメリカ映画そのもの。資本主義の侵略とそれに対抗する労働者集団、そこに加勢する正義心を持った数人の男女たち。『七人の侍』のモチーフが生きた基本的な娯楽映画とは聴いていたが、それがあるからこそ、単純に映像と音響のミックスを刺激として心地よく味わえるのだった。
 上映が終る時に、ああ、もう終ってしまうのかという少し残念な気持ちがあった。そこまでパンドラというこの星への魅力に惹きつけられていたのである。リベンジの甲斐はあったのだ。