シュンの日記なページ

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白銀は招くよ

 よく晴れているのでスキーに行くよ、というと、スキーなんて物置ごと雪に埋まっているよと妻のそっけない一言。

 よし、根性で掘り出してやろう。

 そう、掘り出してスキーもボードも荷台に積み込んだ。板はアトミックのスラローム用、185cm、ビンディングはサロモン、エキップ747だ、って言ってもスキーブームの頃の人しかわからないんだろうなあ。あの頃はスキー場にゆくたび、自分で砥石と紙やすりとでエッジを研磨して、ワックスをかけたものだけど、今は何もやらないでそのまま手入れせず滑ってしまう。あまりいいことではないと思うけれど。

 

 それよりも、出発前だというのに、スコップでがりがりの雪を持ち上げる作業に息が切れて腰が痛くなって、早くもばてそうになった。

 

 ↑ 雪山の向うに見えるのがやっとこさ入口を掘り出してシャッターを開けることのできた物置だ。

 でも出かけてよかった。滅多にない快晴の札幌国際スキー場からは小樽の海が見える。祝津の岬の方まで。いいなあ。
 

 

 夏は海水浴場になるドリームビーチの海岸線も綺麗だ。気温はマイナス5度と、高めである。雪質もいい。調子に乗って上級者コースのこぶ斜面に果敢に挑む。あんまり上級者コースと呼べる代物ではないな。

 帰りにはもちろん定番の朝里川温泉の日帰り風呂「湯の花」でゆっくり。

 家に戻って、荷造りして、今度は苫小牧東港へ向う。生ラムや地ホッケをクーラーボックスに入れて、ベルのタレも仕入れたりして、積み込む。車での旅はこういうとき便利だ。もちろんスキーもボードもシュラフもテントも積んできてしまった。これで単身赴任先でも休日にはアウトドア対応オーケーだ。

 苫小牧東港でデッキにいる一人の男性を、多くの若い男たちが見送っていた。冷夏の夜、とても寒い中、見送る仲間たち。同級生の上京だろうか。船の別れは、格別にロマンチックである。