シュンの日記なページ

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一日だけレッズに拘り

 一日中、昨日の鹿島優勝の録画番組を見て過ごしたような気がする。見なくてならないという気持ちがあるのだ。この悔しさを胸に刻んでおかねばならないという気持ちが。いつかこのことを優勝の歓喜のなかで思い出すことができるように。かつてACLでアジアのトップを取った時にそうしたように。
 辛いけれども昨日の試合をテレ玉とBSと両方チェック。他にレッズナビや、録っておいたスポーツニュースでも見ていった。カシマスタジアムでの鹿島選手たちの歓んだりふざけたりする表情を見つめ、彼らの浮れ気分をじっと眺めた。
 そんな中でもテレ玉の試合後はしっかりとレッズ選手たちの場内一周を中継していた。闘莉王とサポの対面の場面をリフレインした。泣きじゃくる女性サポの涙に少し共鳴した。
 柱谷哲二が未だにレッズを体現するはずの彼が去ってしまうという事実が受け入れられないというようなことを頻りに言っていた。永井も闘莉王も去ってしまい、ミスターレッズには誰もなろうとしない。サポは彼らを引きとめることはできなかった。そういうことに大変な問題を感じる。
 そんな真面目にレッズを考える一日が過ぎた。外は晴れているのに、夕食の食材を買いに出た以外は、部屋に閉じこもり、昨日の雨のなかのドラマをチェックしていた。
 一日が、どこか、何とはなしに、辛かった。この日をいつか歓喜の壁を越えた向こう側から振り返る日が来るように、と、ただひたすらに祈るしかない一日が。