シュンの日記なページ

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凍える夜

 寒すぎる駅に降り立つ。自転車で家に帰るにはあまりに寒すぎる夜だ。札幌並みの冷え込みを全身で感じ、明日は休みだと、久々の「漁ryou」に寄るが、混んでいて独りも入れる状態ではなく、しょぼしょぼと再度サドルをまたぎ、冷たい夜気の中に漕ぎ出す。
 家に着くなりクロスバイクからパジェロに乗り換えて、エンジンをかけるとパジェロの温度計は外気温が6度と示している。寒いわけだ。
 朝のニュースで真っ白に雪の積もった旭川の映像を流していたが、あちらはあれで普通。こちらは少し寒すぎる。何でも一月から半月くらい後の気温なのだそうだ。真冬である。
 おでんの具を買い込んで家でゆっくりやる。おっ。ボンベの足しを買い忘れた。今度は歩いて近所のコンビニに。グランドコートを着込んで。すると薄着姿の客たちが皆で寒そうにコンビニに駆け込んでゆく姿が目立つ。ミニスカートのお姉ちゃんが小雨降るバス停で寒そうにバスを待っている。異常気象の夜の風景はどことなく不安定な感じだ。
 おでんを食べ、風呂に湯をためて入浴剤を入れる。湯船に身を沈める幸せ。明日が休みであることの幸せ。
 ふうっ……とため息が出る。