ホルモンヌ
朝からホルモン大好きな女性が増えているというニュース番組中のへんてこな特集を見てしまう。ホルモンヌと呼ばれる女性たちだそうだ。モツ鍋ブームが沸き起こったときも、女性人気が絶大経ったことに対し、ホルモンの苦手なつれあいは、なぜだなぜだと嘆いたものだった。ホルモン大好きの血はしかし優性遺伝なのか、息子にも流れ、七輪の上に塩ホルモンを転がすと、息子は好んで手を伸ばす。
今日はそんな朝のトラウマに捉われてしまったのか(トラウマって「捕らえ馬」だとばかりどうしてもイメージしてしまう、ぼくは昔から、どうでもいいことだけれど)、もつ鍋とする。ホルモンとスープだけが入ったレトルトを買ってきて、キャベツとニンニクと絹ごし豆腐を投じる。一味を振りながら食べるホルモン鍋の何とも美味しいことよ。
25度を越える季節外れの夏日ということで今日は半袖シャツにブレザーを引っ掛けて出勤したのだが、朝晩はそこそこ冷えるのだ。もつ鍋には最後に讃岐うどんを投じて、さらに幸福度は高まる。
女性がホルモンヌなら、男は何なのだろう。ホルメン? ホルモン太? ホルエモン?
駄目だ、こりゃ。