シュンの日記なページ

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競作の奇跡

 ジグゾーパズルを埋めるように、あちこちの日付の日記を、時間軸無視で書き散らしている今日この頃です。
 この日は、札幌から東京に帰る日だったのだ。新千歳空港往きバスの時刻を間違えて、家内にターミナルまで送ってもらったのに、そこで一時間待つというあほらしさ。少しでも我が家に長くいたいのに、何をやっている。
 おまけに天気がよい。帰る日になってやっと晴れて、札幌らしくなったか。ああ、ニセコの山にでも登りにゆきたかったよ。昨日まであんなに寒くて……。
 札幌にてディック・フランシス&フェリックス・フランシスの親子競作『審判』読了。競馬シリーズは永遠なり。それより、ここまでリーガル・サスペンスがなかったのかな、とむしろ驚き。親子の競作になっても、未だにディックの全盛期のパワーが全快で、どこが競作なのか、と疑わしいくらいの傑作ばかり生み出してくれる。
 障害競馬のチャンピオン・ジョッキーは作家としてもただならぬ演出を今もって見せ続けてくれるのだな、と感慨もひとしお。

 審判 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

 東京に着くや否や、汗が噴出す。札幌で着ていたウインド・ブレーカーは何だったのだろう。