シュンの日記なページ

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パジェロに暗雲

 4:30小樽着港。朝日が海に昇ったばかりらしく、斜めに差し込む逆光を受け札幌へ走る。

 

 30分くらいで札幌北部のわが町にやってくる。近所のチェーン店で朝定食を食べてから、寝静まる我が家に到着し、布団に潜り込む。まだまだ寝足りない。
 ひと寝入りしてから起き出し、仕事に向かう妻を尻目に、ホームクリニックへ向かう。血圧を長いこと見てくれている老先生は3月に前立腺の手術を受けて以来、まだ療養休暇を続けており、今回も代理の若い先生だった。
 昼食に、石狩藤女子大近くのマイ名物であるとんかつラーメンを食べてから、星置の行きつけの店で一ヶ月強ぶりに髪を切った。
 携帯で、明日の午前中のマッサージを予約する。
 続けて、月形のゴルフ場に電話を入れ、午後のソロラウンドを予約する。午前は混んでいるとのことだったのだ。一人で回って3300円。この料金や条件の緩さは関東近郊では味わえまい。
 その後パジェロのブレーキが怪しいので、太平のディーラーに行ったが、右後輪のブレーキパッドが焼き切れ、ディスクブレーキそのものが傷だらけになっているという。非常に危険な状態だが二日後から連休休みに入るため、預かってもすぐに修理できないという。えええ? 
 修理はともかく代車がないというので、石狩の車検整備場コバックに回った。こちらではブレーキパッドは在庫があり、ディクブレーキそのものは研磨して傷を均すことができるという。しかも台車なら売るほどある。おお、地獄に仏である。デュエットにゴルフバックその他を乗せ替えて、夕方の茨戸川を遡上する道を家へと辿った。
 ふと気付くと近所の公園に逸早く桜が咲いている。おお、開花の時期に遭遇したのか。さいたまに続き、二度目の桜開花の時期を迎えることができるなんて、何だか得した気分である。
 ひさびさの家族での夕食にありつく。
 息子は部活帰りで何と21時近くの帰宅。部活って、いったい何をやっているのだと聞くと、放送局と写真部なのだそうだ。放送局では番組を作り、コンクールみたいなものに出すのらしい。写真部はとりあえずデジカメ片手に芸術写真を撮るのだそうだが、こちらの活動はさほど負担じゃないみたいだ。
 中学時代にずっと続けていた卓球部には入らなかったのかい?
 卓球部はぼくの高校にはない。残念そうに、息子が首を振った。

 毒のある街 K・S・P〈2〉

 夜更かしして、香納諒一『毒のある街 K・S・P II』読了。前作はけなしちゃったが、今度はとても良かった。小説への向かい方として、人間の書き分けというところに焦点を絞った場合、この作家の才能は一番花開くように思う。