宮島沼ふたたび
宮島沼を以前訪れたのは、だいぶ昔のことだ。10年くらい昔になるのだろうか。この沼で撮影した、幼い息子の写真が気に入っている。
今日は、ゴルフや鶴沼の後に訪問。
マガンの渡りは10月上旬に終っており、中継地として使われるこの沼には、渡り残った鳥たちしかいないようだった。水面は空を映し、鳥たちは向こう岸に身を寄せている。
鳥たちはどこに渡っているかと言うと、越冬の地である宮城県の伊豆沼にゆくのだ。まだ生きていた頃の父と、朝早く起きて伊豆沼に出かけ、夜明けと友に空を染めるほどに翔く大群を見たのは、もう何年前の冬のことだろうか。
沼には写すべきものが何もないので(望遠一眼レフを持ってくればよかった)、以前にはなかったセンターを訪れ、望遠鏡にデジカメを押し付けて、無理矢理マガンたちを画像捕獲。本当に無理矢理だけれど。