シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

7ヶ月の辛苦の果て

 三日間の筋肉疲労を宥めながら、読書にいそしむ一日。未明に永井するみ『義弟』読了。妖しい関係の異端恋愛ミステリだが、透けて見える分だけ面白くなかった。

 義弟

 続いてデニス・ルヘインの『運命の日 上』スタート。最初から凄みに溢れる小説だ。何故この作家の作品は、一作一作傾向が全く違うのに、これほど圧巻なのだろう。エルロイを読んでいるような気持ちになってくるアメリカ暗黒時代を舞台にした小説である。先が楽しみだ。
 と思うや、図書館からメールで予約していた桜庭一樹赤朽葉家の伝説』が用意できたとの知らせ。『私の男』を読了したときから、ぼくの桜庭読書が始まったのだが、その当時2008年2月に予約したものだから、かれこれ7ヵ月間の順番待ちだったわけだ。やれやれ。