シュンの日記なページ

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パジェロもデジカメも還ってきた

 雪嵐が朝からひどい。
 道路の向うになんだか壁のようなものがあるなあ、と思っていたら、トレーラーが曲がり切れず、中途半端な状態でにっちもさっちもいかなくなっているのだった。雪で視界が閉ざされ、すぐ向うのトレーラーがあっという間に見えなくなる。10分以上も待たされ会社に電話を入れる。遅刻するかもしれない。
 それでもトレーラーは何とか道路の上でまっすぐな状態になり、その脇をかすめて渋滞していた車たちが通り過ぎていった。必ず運転席を睨んでやろうと思っていたのだが、高い運転席までの視界を、吹雪が妨げた。
 ともかく会社にはぎりぎり遅刻せずに済んだ。
 夜に仕事を終えると、石狩図書館に向かう。水曜日は20時閉館。誉田哲也『国境事変』国境事変入荷との連絡があった。東の果ての職場から、西の果ての石狩までを相変わらずの雪嵐の中移動する。
 マニュアル車で雪嵐の中、それも交差点を曲がる時に携帯電話が鳴った。片手での受信操作が苦しい。ヤマダデンキからの連絡で、バッテリーが入荷したとの事である。21時までやっているのだそうだ。
 図書館には閉館10分前に辿り着く。雪で視界が依然として不良のため、のろのろ運転の車が多くって時間がかかったのだ。吹き溜まりで道路の端がどこにあるのかわかりにくいというのもある。大宮ナンバーのパジェロはのろのろ車を蹴散らして、それでも石狩への道路を駆ったのであった。
 その後、ヤマダデンキでバッテリー入手。おまけにカードチェックで300ポイント当たった。ふふふ。
 帰宅して、早速デジカメにバッテリーを押し込む。マグナムに銃弾のマガジンを装填したハリー・キャラハンみたいな気分だ。吹雪の中にもう一度舞い戻り、細かな雪が降り続く我が家の玄関をパシャッ! パジェロは、ごらんのようにグリルガードの両サイドが外されて戻ってきたのだった。