シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

雪の通勤路

crimewave2008-02-04

 日曜の夜に遠出をするものじゃない。月曜の朝。一週間は始まったばかりだと言うのに、襤褸雑巾のようだ。路面はつるつる。足裏のアクセル・ペダルの感覚で、何とかスリップを防ぎつつ走る。気温は-10度近い。今年はちょっと寒いぞ。雪が少ない年は寒い。
 そう言えば関東で雪? レインボーブリッジが閉鎖になって、大型車が一台一台そろりそろりと脱出してゆく様が見えた。関東時代もぼくは冬にはスタッドレスタイヤを履いていた。スキーや山にによく行っていたから。でも都会ではせっかくのスタッドレスタイヤも役に立たなかったのだ。自分だけが走ることができても、そこら辺でノーマルタイヤを履いた車がスタックしたりスリップしたり坂を上る途中でストップしてしまったりするのだ。要するに都内の交通は麻痺してしまうのだ。
 慌ててスタンドに駆け込む車たち。品切れになるチェーン。なんだか、懐かしいな、東京時代の雪の日が。
 そんなことを思いながら、雪煙の道路を制限時速越えでスリップぎりぎりのステアリングとフットワークによって、札幌人と化したぼくは疲れた体を職場の方に一刻も早く近づけようとするのであった。