長い長い一日
昨日の遅れを取り戻すべく、早速わが課題図書でもあったクラムリーの「正当なる狂気」の残りページに取り組み、午前中で読了。クラムリーは文章が濃いのでしっかりとスローペースで噛み締めるように読みたいのだ。だから三日を要した。
次に午後からは宮部みゆき「長い長い殺人」を読み始める。この本はハードカバーで1992年に買っていながら、未読であった本。こういうケースが無駄に我が家には多いのである。
書棚からこの古い作品を取り出したわけは、WOWOWのドラマWで取り上げられたから、これを鑑賞する前に原作を読んでおかねばという、ぼくなりの原作尊重主義に基づいたルールである。夜に読み終わり、その後ドラマに取り組んだが、かなり原作の醍醐味は生かしているものの、やはり原作には及ばず、別の映像作品としてみれば上出来と言えないこともない、といった説明し難い評価となる。平山あや、佐藤藍子、伊藤裕子など女優陣が魅力的だなあ、というのは作品と関係ないか。詳細は書評にて改めてアップしたいと思う。
明日から仕事。休暇の一日一日は飛ぶように早く過ぎるが、明日は長い長い一日となるのだろう。悔しいことではあるけれども。