シュンの日記なページ

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雨の日、紅葉のなかで

 桂ゴルフ倶楽部のコースの美しさと言ったらなかった。自然の地形を生かしたコース設計もともかく、芝がすぐれており、ベントの緑が連なる両側を落葉樹が必ず縁取り、それらが赤や黄に染まって、はらはらと雨に打たれて落ちてゆく。透明な声の山鳥の鳴き声が静寂の中に響く。太陽がなく、暗い一日だが、かえって雨によってしっとりとした空気を呼吸して、体内の呼吸器系も、疲れた精神も癒されたと思う。
 雨の予報なので、デジカメも携帯もロッカーに置いてスタートしたから、残念ながらそれらの美しい写真はない。
 グリーンがしとどに濡れて重く、皆パッティングに苦労していた。
 北海道では珍しくハーフの休憩を取った。鴨ラーメンという塩ベースのラーメンを食べたが、上品であっさりしたもので、いわゆる北海道ラーメンらしくはない。これとカレーが最低価格の昼食メニューなのに1200円以上もする。そう言えば、自販機のアクエリアスも300円払わねばならかなった。何もかも高級なのである。
 もちろんゲストの土曜日あたりのプレイ・フィーは3万円くらいする。それを1万円代前半でできるのだから、メンバーの方に感謝だ。
 ショートホール3つのワン・オン・チャレンジ1000円也を申し込んだ。3つワン・オンということになり(端っこなのでおまけしてもらったもの含め)、3000円分くらいの景品(グローブ、ソックスなど)に替えた。結果的にお徳であった。高級ゴルフ・クラブにしては少し庶民的なサービスである。
 一日を終えて、ロッカールームや大浴場の高級感もともに味わう。シャンプーとリンスが別ボトルになっている。そんなことで感心する。湯船のジェットバス、ジャクジーに身を沈め、全身の疲労を取る。湯船で、ゴルフだけの知人たちと話をする。こんなことのそれぞれが、仕事を完全に離れて楽しむゴルフの醍醐味なのである。もちろんスコアは別として、の話なんだが……。