夏祭り
一日のうちの寒暖の差が激しい。台風の進路により風の方向が変わるため、台風から遠い札幌では、蒼空を頂いている代わりに風と気温の影響を受けているということだろう。昨夜はとても寒くなり、ストーブを焚こうかと考えたほどだった。今夜は、窓を開けて、風を受けていながらもなお汗を噴き出している有り様だ。
午前中はいつものドラマ二本見る。今回はCSI-LVもCold Case3も、どちらも感動のドラマだった。脚本のよさに鳥肌が立つくらいだった。
午後から一日、wikiの更新作業を続けた。百本近いレビューをアップロードした。作家別に作品リストを作っては、レビューをハードディスクの隅々まで当たって発掘するのだが、何台か前の世代のPC時代のレビューがだいぶ散逸している。森詠の『冬の翼』や『夏の旅人』など、思い入れの強い感想を書いたはずなので、それを今自分でも見つけることができないことが悔やまれてならない。
Niftyのフォーラムに設置されていたデータ・ライブラリが消去されているのも痛いし、当時作業を任せていたスタッフの一人が作業途中で多くのファイルを消去したまま、完全に整理を終えぬまま行方知れずとなってしまったことが、実はさらに大きい。今になって嘆いても始まらないが、古いノートPCなどをさらに探索してログが残っていないかどうか、明日あたり試みようかと思う。
そう言えば、我が家に大宮アルディージャの団扇が何故あるのだろうと書いたのは数ヶ月前のこと。今日は、横浜Fマリノスの団扇が見つかり、5年3組と息子の名前がサインペンで書かれている。現在息子は中学2年だから4年前の団扇だっていうことになる。何故かパジェロの後部席ポケットにはベガルタ仙台の団扇が挟まっていることに先日気づいた。どこにも浦和レッズの団扇はないし、コンサドーレやファイターズの団扇だってもちろんない。
息子が近所の神社の祭りに夜になって出かけていった。夏祭りの季節。団扇を片手に縁日の物売りを冷かす季節。息子は、食い物にばかり目が行ったとの感想を漏らすが、もう浴衣姿の女子中学生たちにうっとりしたっておかしくない年頃だ。夏祭りはいつの時代も変わらないはずなのだ。