シュンの日記なページ

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フェンダーな夜

crimewave2007-07-09

 家に早めに帰る。通勤所要時間30分というのは地方都市に住むものの特権であるのだ。

 アジアカップ、日本対カタール戦を気合を入れて見る。もしかしたら、アルコールを入れたから気合が入ったのかもしれない。オシム采配でわからなかったのが今野の左サイド。中村健剛を無理矢理使いたいとこうなるのかな。阿部の方がまだ左はセンスあると思うが、闘莉王がいないので仕方ないのか。それ以上にわからなかったのが健剛に代えての橋本! ミスパスで危ないシーンは作るわ、空振りで相手をレッドカード退場させるわ、とにかくその非凡な技術力のなさによる活躍が目立った。こんな采配では勝てないわな。ずっと、水野、水野と唱えていたのは、加地がちょいと悪かったせい。これからの代表両サイドは水野と相馬という勝負しかしない選手たちで固めても面白いと思うのだがなあ。

 TV観戦後、なぜかフェンダーUSAのストラトキャスター(写真)を引っ張り出して、ヤマハ・アンプに繋げ、音を絞りつつも弾いてみる。忘れているホテル・カリフォルニアのサビのフレーズを、指を動かしつつ徐々に思い出してゆく。最初は苦労するが、何度もフレットをまさぐっているうちに、どんどん思い出してゆくのが、とても快感だ。頭より指先は利口なのかもしれない。

 次にサンタナのヨーロッパを思い出してゆく。その後は自由に、アドリブで様々なフレーズを織り交ぜ、ギターそのものの音色を愉しんでゆく。私にとっては、そう遠くない将来、能力トレーナーなどよりよほどボケ防止になりそうな道具である。ギターというのは、弾いているとそれなりにカロリーを消費するのか、大人しく弾いているつもりでも汗が飛び散る楽器である。ビリーズ・ブート・キャンプはちょっと自信がないという私には、最適かもしれない。

 我が家は札幌標準のエアコンのない家である。だから汗が引くように、ギターを置き、アンプの電源を切り、窓を開ける。涼風が部屋にどっと雪崩れ込む。秋の気配のようにさえ思える涼風だが、それはまったくの錯覚だ。明日は明日で日中30度前後までは暑くなるはずだ。それが最近の札幌の標準的な夏なのだから。