シュンの日記なページ

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笑顔に癒され

crimewave2007-06-20

 登別カントリー倶楽部でさんざんな目にあった。アマチュアゴルフ選手権が先日あって、次に何だかの大会があるとかいうことで、ラフが刈られていない。延びきった芝の先に花が咲いている。おかげでフェアウェイを外すと、球探しを必ずと言っていいほどせねばならない。おまけにキャディは実習生なのだが、全然気が利かない。ラウンド前に、「後は何もしなくていいからボールだけは見ていてよ」と告げたそのたった一つのことができないのだから。キャディは結局ほとんどの球を見つけ出せず、プレイヤー同士で探さねばならない状態。見つけ出したら、一歩もそこを動けない。また球を見失うから。ひどい目に合ったという印象。

 東室蘭のホテルに投宿して、電車で室蘭へ。懐かしい。最初に北海道に乗り込んだときは、東北本線夜行で青森から青函連絡船に乗り、函館から列車を乗り継いで室蘭の後輩の家に第一泊目をしたのだった。夏なのに布団をかぶって眠る涼しさがとても新鮮だった。その思い出の列車で室蘭駅(その時とは場所も建物も違う新しい室蘭駅なのが残念だ)に降り立ち、焼き鳥のY田屋で、室蘭焼き鳥に被りつき、脂の乗ったホッケを喰らい、であっという間に満腹。その後、数軒梯子してタクシーで宿に帰る。

 ゴルフ場はひどかったけれど、一緒に回った人たちの暖かみに救われた一日だった。70歳に手の届く同業者二人、彼らが若い頃から通っているスナックのおばちゃんたち。何十年も通って、何十年も変わらずに毎夜毎夜呑み更けるこの人たちがとても楽しそうにしている笑顔が、何より嬉しく、心に沁みた一日であった。