シュンの日記なページ

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へたばりの日

crimewave2007-06-16

 昨夜、富良野で相当呑んでしまい、ホテルでベッドに体を投げ出し意識を失ったのは3時。9時に起き出すと富良野の地平線の上に青空が拡がるのだが、宿酔いと寝不足で体調は快適とは程遠い。富良野は夏祭りの最中で縁日は出ているし、ホテルの前の駅前再開発中の広場では、若きストリート・ミュージシャンを沢山の女の子が囲んでいたのだが、朝の富良野は人影もほとんどなく、至って静かでのどかだ。

 セイコーマートで大きな手作りおにぎりを買い込み、朝食代わりに車の中で食べながら帰途に着く。歌志内の道の駅ではたけのこを炭で焼いたり、いろいろなテントが張られており、ここもまるで小さなお祭りだ。夕張なみの赤字自治体として最近まで公営温泉チロルの湯も移管先が決まらなくて苦労しているはずの元石炭の町なのだが。

 昼過ぎに家に帰り着き、ベッドに倒れこみ、午後はすっかりへたばる。夕方になってようやく本を読む元気が出始めた。ロバート・B・パーカー『虚栄』読了。何と、サニー・ランドルとジェッシイ・ストーンの競演だぞ。

 夜には『ブラック・ダリア』をDVDで観る。こんな話だったかと思い、原作本を読んで確認したが、ほとんど原作に忠実。中に一部デ・パルマ流のアレンジを施し、原作を弄繰り回した部分もあったけれども、それでも相応に抑制の効いた作品であることには感心した。これで、『LAコンフィデンシャル』に継ぎ、エルロイ・ファンが増えてくれると嬉しいのだが(しかしなぜ『LAコンフィデンシャル』のDVDは絶版状態なのだろう!)。