足がぐらぐら
ジャック・リッチー短編集『クライム・マシン』、とても面白い。外人作家で一人の人の短編集を読む機械はそうないことだし、ましてや海外に短編専門のプロ作家がいるなんていうこともろくすっぽ知らなかったので、何となく新鮮だ。アンソロジーはけっこう読むし、それなりに楽しめるんだけれど、まだまだ世界は未知のもので満ちている……なんちゃって。
ところで足がぐらぐら。がくがくを通り越しているんですね。金曜日にラウンドしてから中二日置いて、レッスンを受けたのだが、どうも当たりが快調。金曜日のインに入ってからいきなりショットが当たり始めたのだが、それがまだ続いているみたいだ。斜めになっている練習台から、いろいろな角度で球を打ってもしっかり当たるし、よく飛んでくれる。丘珠空港に発着する飛行機の赤い尾灯が夜空を横切り、その下をきーんと白球が直線を描いて消えてゆく、という印象。実に快適な練習である(早く、快適なラウンドであると言いたい)。
そうしたわけで、ロングアイアン、ドライバーもきっちりと味わい、おかげで足ががくがくぐらぐらになってしまった次第。だからラウンドの前日でなく、少し置いて練習した方がいいのだ、ぼくの場合。でも決していやな疲れではないのである。そのあたりが、スポーツの良いところだ。