十勝で馬＆レッズ

　朝、10:40札幌を出発。札樽道より道央道へ入り、岩見沢で下りる。桂沢湖から富良野に下って正午過ぎ。時間が惜しいのでセイコーマートでおにぎりを買う。最近このチェーンでの店内生産おにぎりが無性に美味しいのである。但し店内生産をやっている店は限られるみたい。

　北の峯から山部に抜ける地元民用裏道で時間を稼ぎ、樹海峠を越えた南富良野町でも裏道で多くの大型車両の前に出ることに成功し、ほとんど車のいない帯広新得道で、帯広着が14:10と所要ドライビング・タイム3時間30分なり。

　昼食はおにぎりだけで済ませるはずだったが、やはりばんえい競馬場に行く前に、豚丼は食べておきたい。しかし、さすがにGWで、有名店は行列を成しているようだ。駅前の＜ぱんちょう＞はもっともだが、郊外店の＜とん田＞までが混んでいるので少し焦った。こちらは単価が有名店の半額くらいと、安いからね。

　待ち時間のほうが長く、お待ちかねの豚丼が出たら五分で平らげる。

　そして早速競馬場へ。駐車場はけっこう出入りが激しく、これからがメインレースなのに帰る人が多いというのは、もしかして通りかかりの観光客か。駐車余地は警備員が指し示してくれる。駐車料金は無料。15時過ぎのせいなのか、入場料窓口が閉まっており、100円のはずの入場料も払うことなく入場。

　9Rが出走5分前だというので、まず無料で配布されている十勝毎日新聞の出走表を参考に6番流しで馬券を買ってみたが、よく見ると、明日の出走表じゃないか。くそっ！　その6番イーグルちゃんは、最初からレースをする気が全くなく、全員に置いてきぼりを食らって悲しく午後の日差しの中にたたずんでくれちゃうのであった。

　慌てて入場口の先まで走り、予想紙「馬（ばんえい版）」を買う。隣の新聞が400円で、こちらは500円だった。料金もっと大きく書いておけよ。えーい、また失敗した。

　というわけで10Rも負け。枠蓮も馬連も出走馬が少ないので変わらないから馬連で買ってゆくことにする。

　11Rメインレースは本命馬のシンザンウィークがラストで息切れし、置き去りにされ波乱の展開。また負けである。ここで浦和レッズサポ浦河在住のN夫妻とお会いする。一緒になって馬場の横を走っていたみたい。

　続いて最終12Rは、馬連でずっと外しているので、馬単で押さえ分を買っておく。N夫妻は馬連が当たってだいぶ取り戻したようだが、私は馬単が当たった分だけの一部回収、馬連買いは全滅であった。

　でもとても楽しかった。レース終了後はさすがにまだ春浅き十勝の風が身に沁みる。

　※ちなみにばんえい競馬の旅フォトアルバムを、こちらにアップしました。→「ばんえい十勝を体験する」

　ホテルにチェックインして、浦和レッズ十勝支部オフ会に。18時待ち合わせで、レッズの古いビデオ、永井の写真集やメイキングDVDなどを笑いながら見ているうちに、深夜2時解散。全くしょうがねえなあ、レッズサポは……という夜であった。ああ、楽しい一日だった！