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時計に背く

crimewave2007-03-21

 昨夜TSUTAYAでまたまた12枚もDVDをレンタルし、さらにオンラインTSUTAYAから2枚のDVDも同時に届きと、コピーだけでPCを使えない休日がまたもや始まる。先週買ったばかりの50枚のDVDケースが、あっという間になくなった。その代わり、かつてより取っておいたビデオテープ(しかも一部はベータである)を棄却リストに回す。それでもDVD、LDでは手に入らない古く希少な映画が、このベータを初めとするテープには沢山ある。

 オーストラリア産のいのししホラー映画「レイザーバック」とか、ブロンソンがひたすら逃げまくる「デス・ハント」とか、邦画では「南へ走れ、海の道を!」(1986)、「野獣刑事」(1982)、「海燕ジョーの奇跡」(1984)なんていうのも貴重だ。ショーケン&神代辰己コンビの「青春の蹉跌」「アフリカの光」なぞは一生ものの、はぐれ青春映画。それにTVドラマ「阿修羅のごとく」などの向田邦子脚本作、「シャツの店」「今朝の秋」など山田太一脚本作などは捨て難いし、最近木村カエラで復活したサディスティック・ミカ・バンド桐島かれんバージョン・ライブなんていうテープも今や希少だ。おっとクロスビー・スティルス&ナッシュの日本公演ライブなんていう垂涎ものもあります。だから捨てられない。

 というわけで、できるものはDVDに、それ以外はいつまでもEDベータやS-VHSのビデオ・レコーダーを大切に保管して、鑑賞可能な状態に置いておく、はたまたDVDにダビングしてゆくなどの保管作業は必要であるのかと思う。かように、時計に逆行し、文化を保存し所有する欲望には限りがない。ほんと、オタクだ。

 そんな仕事の合間にレッズのAFC第二戦、シドニーFC戦を見る。最初はいきなり2失点し、内容から見ても絶望的だったのだが、後半は盛り返し、どうして2点追いつくことくらいしかできないのよとの逆苛立ちに変わり、ビールのペースも進んだ。

 デイヴィッド・リンジー「沈黙のルール」読了。これって、今選びなおせるなら、「このミス」第二位じゃない? (一位のローリー・リン・ドラモント「あなたに不利な証拠として」は、変わらず……)