「CSI」:薀蓄篇
これだけCSIにはまっているのに、まだ見逃している。CSIの元祖ラスベガス篇は、まだ継続中で「CSI:6 科学捜査班」を4/14よりWOWOWでスタートするのではないか。その前に、「CSI:5科学捜査班」全25話を12日から一挙放映しているのではないか。ということで、本日から、二日遅れでチェック開始。これは、毎日「CSI」だ。どうしよう。
民放での「CSI:マイアミ2」が先週終了して、一本減って、これで少し「CSI」離れができる、Jリーグに集中できるかなどと思っていた矢先なので、これはなかなかに衝撃である。DVDでたっぷり借りてきた過去のCSIシリーズなんて、一体いつ観たらいいのだろう。こんなことなら、途中からではなく最初からはまっていればよかった。
ちなみにラスベガス篇のチーフ役ウイリアム・ピーターセンは、ぼくのお気に入りの役者である。「刑事グレアム」というタイトルで最初に映画化された「レッド・ドラゴン」の主役を演じていた。ことこの映画では、エドワード・ノートンよりも古いバージョンの方が愛着があり好きである。
また、かの『フレンチ・コネクション』の名監督ウイリアム・フリードキン(そう、「エクソシスト」でも有名になった監督です)の、今はDVDも絶版の『LA大捜査線 狼たちの街』(右上写真)主役刑事も当たり役だった。フリードキンらしくリアルな刑事映画として強烈な作品なので、LDでは持っているけれど、もはや陽の当たらない映画になっちまったのである。
その若きウイリアム・ピーターセンが、今ではすっかり優しい太っ腹のおじさんになって、「CSI」を率いているのだから、何とも楽しい。「CSI:マイアミ」のスクリーンの脇役でおなじみのデイヴィッド・カルーソとともに、「CSI」は映画好きにもたまらないのだ。ちなみに、カルーソは、「ロッキー」でランボオ山の中の崖っぷちに追い詰める警官の一人を演じた人です。他の警官は皆悪党なのに、この若者だけはあまり憎めない設定になっている。従ってランボオには殺されず、今やマイアミ科学捜査班のチーフをかっこよく演じているのである。
ああ、すっかり今日は薀蓄になってしまった。ご容赦!