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キャロル・キングにビール

crimewave2007-03-05

 ゴルフ・レッスンを終え、21:00前に、息子の塾に到着。息子の出てくるのを待つ間、パジェロの中でデイヴィッド・ギルモアのアルバムを大音量で聴く。外は、雨。今日はプラス気温だが、いわゆる春一番で、太平洋側は吹雪くらしい。冬の終りの合図みたいなものだ。

 帰宅して、ビールを呑みながら、キャロル・キングinコンサートのDVDを見る。予想にたがわぬハイ・パフォーマンスで、ビールが本当に美味しい。ぼくにとってのキャロルとは日本のロック・バンドじゃなく、やっぱりキャロル・キングだ。ジェイムズ・テイラーがヒットさせたとは言え、本家の歌う" You 've got a friend "は心に響く。涙ぐんでしまって、恥ずかしいなと思っていたら聴衆もちゃんと涙ぐんでいるので安心した。英語なんだけれど、とても簡単な歌詞なので、言葉ごと入ってきてしまうのだが、それ以上に、ずっと昔からギターの弾きがたりのマイ・シークレット・レパートリーであることも大きく影響しているのかもしれない。

 あらゆる意味でキャロル・キングは素晴らしい。すべての歌を自分で作り上げ、ピアノで弾き語るばかりか、バンドとのコンビネーションで、普通ならどうかと思う年輩の聴衆たちまでをも立ち上がらせてダンスに加えてしまう乗りのよさ。しっとりとした曲の後ではスタンディング・オベーションを頂くほどに心を打つヴォーカル。最強の楽器は声なのだと納得させてしまう、パワフルな低音。

 その上、キャロルは、ジュリア・ロバーツを髣髴とさせる美女である。格好いい女とは、こういう女のことを言うのだ。