シュンの日記なページ

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映画か、読書か

crimewave2007-01-28

 一昨日の深夜にWOWOWで映画を2本録画しているのだが、まだ見ていない。1本は『ストーン・コールド 影に潜む』。もちろんロバート・B・パーカー、ジェッシイ・ストーンのシリーズ第三作で、これはトム・セレックが製作&主演らしい。非常に寡黙な警察署長の役を、どちらかと言えば饒舌で明るいタイプのトム・セレクがねえ、と思うのだが、一応チェックはしたい。

 もう一本は『ロング・エンゲージメント』。これはセバスチャン・ジャプリゾの原作『長い日曜日』が非常に衝撃的な内容だったし、映像として是非とも見たいと思っていた作品。なぜフランス語作品なのに英語訳のタイトルになっているのかとちょっと肌触りの悪い題名だけど、まあそれはそれで。

 なのに、実際に与えられたのは「決して長くはない日曜日」なので、結局どちらもチェックできず。CSIの二本をチェックして、残りの時間は読書に費やす。ここのところまとまった読書時間が取れず、未読新刊が増えるばかりの状況のところに図書館から3冊も借りてきてしまったものだから、拍車をかけねばならなかったのだ。

 今日は沢木冬吾『天国の扉 ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア』読了。入り組んだプロットだが古武道の使い手という主人公が独特。和製冒険小説としては志水辰夫の後継者的存在か。

 続いて花村萬月『王国記VI 象の墓場』に取り掛かっている。八ヶ岳の裾野の野辺山高原を舞台にした中篇2作。天体観測で有名な星の綺麗なところで、本当にいい場所。読んで気持ちが良い舞台というのはあるのだ。