冬の函館

　冬の函館は、観光客が圧倒的に少なく、地元の人たちによる地元のための宴会が平日の夜も繰り広げられているみたいだ。居酒屋ココという魚が評判の店で寿司を食べ、みぞれ酒をたっぷりと呑んだ。大ぶりのカレイの塩焼きも卵を抱えていて美味この上ない。

　その後、代行で函館駅に移動。ホテル・ハーバービューに投宿してから、駅前通を大門に向かって歩く。どこかで、名物の塩ラーメンを食べたい。大門横丁という屋台街が二年位前からできていて、ここには初めて足を踏み入れる。いい雰囲気ではないか。ああ、ここで呑めばよかった。次は絶対ここで何軒か梯子をしようと誓う。

　この屋台街の一角にある龍鳳にて黄金塩ラーメンとやらを食べる。出汁の利いたスープがとても美味い。

　　　

　写真は道央道・静狩峠付近。函館へは冬場、札幌から４、５時間かかる。このような冬道を走り抜けてようやく辿り着く遥かな場所である。