富良野の三日月
朝、昨夜の残りのカレーを食べたので、いつも富良野で昼には迷わず入ってゆく唯我独尊や北峯舎でカレーという選択肢が×。迷いに迷い、有名なラーメン店である三日月に入る。レトロな店内に、元祖でぶやの二人の色紙が張ってある。他にも数々の色紙や写真。なるほど有名店なんだなあ。
醤油ラーメンは、かつおだしのけっこう濃い味(塩辛いという意味ではなく味が濃いのだ)のスープに、太さがひやむぎくらいのストレート麺。とにかく変わった味だ。店内は正午前だというのにけっこう混んでいるし、湿った霙で歩きにくい腐れ雪だというのに、次々と客が入ってくる。
そういえば昨日も室蘭でカレーラーメンを食べたなということを思い出してしまい、ああ、やっぱり普通のご飯を食べるんだったと考えたところをみると、口に合わなかったのかもしれない。スープは美味しくて何杯か蓮華で口に運んだのだけれど、その濃さが少し舌に残りすぎたのかもしれない。
などと思いながら車を移動させていると、かりんというチーズラーメンの店が目につく。次はここに入ってみようと、誓いも新たに仕事の待ち合わせに急ぐ私なのであった。