作家とのマイミク

　mixiに大好きな作家がいらしたので、ダメだと書いてあるのにマイミクを請うたら、メッセージを返してくれた。札幌に最近までいたので会えなかったのが残念と言われ、ぼくのことは覚えていてくれたか、あるいは知っていてくれた。ぼくがレビューをいっぱい書いている作家だから、どこかで目に留めてくれたのかもしれない。どきどきした。

　転居しちゃったけれど、会いに来てくれるなら大歓迎とも言われた。ううむ。酒を持ってお邪魔したくなった。この人、酒を呑まない作家なのだけれど。

　もう一人古くから知り合いであった作家にもマイミクを請うてみた。この作家のレビューもほとんどどこかで書いているから、目を通していて欲しいのだけど、ぼくにはこの人がそんなものを読んでいるのかどうか、わからない。この人は照れ屋だと知っているので、メッセージが返ってこなくても、ちゃんとマイミクを承認してくれたから、いいのだ。

　かくして、ぼくは日本でも指折りの敬愛する作家二人とマイミクをすることになった。最初から気づいていれば、前者の作家先生とは、札幌できっと会えたのだった。自分の無知がつくづく残念でならない。