懐かしい人たちと
東京に出ても、会社がらみの呑み会で夜の時間もなかなか思うように使えなかったのだが、ようやく一年ぶりくらいに昔の庭だった本郷で、古く懐かしい人たちと酒を呑んだ。昔の職場仲間たちの一人は他の会社に移ったばかりで、一人は15年位前からアルバイトをしていて、いつの間にかニート歴がすっかり記録的になってしまった元青年。二人は、10年位前に札幌の我が家にも泊まりにきた、事務の女の子(今では疑問符つきなのかな?)。
歓談の果てに、それこそ25年くらい前から通ったちどりで、やはりそこの古い常連さんと、変わらず元気なマスターと再会する。東京の猥雑も、変わらない永遠のような部分も、まんざら捨てたものじゃない。