シュンの日記なページ

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船上の一日

 ▼小樽を出航して、フェリーは夕方日が暮れる頃に津軽海峡に差し掛かる。そこまではずっと陸地が見えていて、何しろ船室から出さえすれば携帯が繋がる。忘れていた報告書をi-Modeで会社のメルアド宛送る便利さを感じる一方で、仕事から逃れられないサラリーマンの悲哀を感じてしまう。
 ▼デッキのビアガーデンでジンギスカンを焼きながら、真昼の生ビールでいたく酔っ払う。おかげで午後は二等寝台でぐっすり昼寝を貪ることとなる。
 ▼船内大浴場では、騒ぐ中学生の一団がやけに鬱陶しい。厳密に言えば騒いでいるのではなく、普通の話し声がでかい。叫ぶと言った方が正しそうなボリューム。こういう人がぼくは苦手だ。中学生であろうと、おばはんであろうと、ビジネスマンであろうと。携帯を持った途端に声のボリュームを思い切り上げる人は、その客観的事実に気づいていない分、よりぼくの苦手とする人種である。
 ▼夕食は北海道には基本的に存在しにくいメニューであるもつ煮込み、および、本州には基本的に存在しにくいメニューであるスープカレー。料理に合わせてビールを飲んだが、別に水でも良かったかもしれない、という程の味であった。もつ煮込みだが、いくらなんでも、もつだけを煮るなよ。