シュンの日記なページ

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南十勝:長くまっすぐな道

 雨。朝6時台に家を出て、道央道を南下し、ジャンクションを夕張方面へ走る。
 夕張で給油して、樹海ロード、日勝峠へと、山道を行く。峠を越えるのに山道を100km超というのは、北海道のスケール。
 長い峠を越えて、清水から裏道に入る。農道と道道の区別がつかないような、長くまっすぐな道をひた走る。何十分も、何十キロも、車や人に出会うこともなく、ひたすらハンドルを握る。シルクロードを走っているみたいだが、そうではない証拠に、時折り、サイロが現われ、時折り、人工的な橋が小川にかかったりしているし、ポプラ並木だって、ゴッホの絵みたいに綺麗だ。
 道の駅のスタンプを収集して回る。日高、中札内、虫類、大樹、更別と今日は大量だし、今年もう一度ここに来ることも、きっとないだろう。
 昼に上司を十勝帯広空港に迎え、近所で蕎麦を食べるが、さすがに蕎麦の産地。ホンモノの蕎麦のうまみに、上司もぼくも舌鼓を打つ。
 部下を帯広駅に拾い、ようやく、午後一番の仕事体制。帯広、釧路と営業で回ってから、帯広の炉端で、熱燗にて焼き牡蠣を頬張る。外は14度と、本州の冬並みの寒さなのである。